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紅麹:自然の恵みか、潜在的なリスクか?

紅麹(ベニコウジ)は、発酵食品の一種で、お米に特定のカビを生やして作られます。


古くからアジアの食文化に根ざし、その健康効果が注目されている一方で、

最近では小林製薬が紅麹に関する商品を回収するといったニュースが流れています。


この問題が発覚したのが2024年1月、発表されたのが2024年3月と


2ヶ月のタイムラグがあったことにも注目が集まっています。



健康への神秘的な力

紅麹にはモナコリンKという成分が含まれていて、これがコレステロールを下げる作用を持っています。

これはまるで自然界からのプレゼントのようなもので、コレステロール問題に悩む人々にとっては救世主のように映るかもしれません。


しかし、注意が必要です!

しかし、最近の報告によれば、紅麹を含むサプリメントを摂取した人の中には、重篤な腎障害を発症し、透析が必要になるケースがあったというニュースがありました。

具体的には、過剰な運動によって筋肉が分解され、腎臓のキャパオーバーバーが起こり血尿が出てしまうといったことと似たことが起こるのです。今回は過剰な紅麹の摂取によって筋肉の分解が引き起こされたようです。

そのため人工透析が必要になってしまったりします


このようなリスクは、紅麹の摂取量がコントロールされていないことに一因があります。


そもそも工場で発酵食品を作る際には、安全な菌やこいつは仲間になりそうな菌を厳選して増やして行きます。

しかしたまに、先祖返りをしたり異物が入ってくることで 悪いやつも出てきます。

何度も何度も作って世代交代して行くと変な菌も出てきます。


つまり、安定感がない場合があるのです。


発酵と腐敗の境界線

発酵食品と言えば、長い歴史の中で育まれてきた安全で健康的なイメージがあります。


しかし、発酵と腐敗は紙一重。

私たちの周りにある無数の菌の中には、有益なものもあれば、毒素を生み出すものもあります。


紅麹も、その安全な境界線を維持するためには、適切な知識と注意が必要です。


選び方、使い方のポイント

紅麹製品を選ぶときは、以下の点を心がけましょう:

  1. 信頼性: 製品の安全性が保証されている信頼できるメーカーから購入します。

  2. 適正摂取: 推奨される摂取量を守り、過剰な摂取は避けます。

  3. 医師との相談: 他の薬との相互作用や、健康状態を考慮して、医師と相談の上で使用します。


紅麹:天然のスタチンとその危険性

紅麹が生成するモナコリンKは、スタチンと同じ効果を持ちますが、スタチンは慎重に使用する必要がある医薬品です。

そのため、自然に含まれるスタチンもまた、慎重な取り扱いが必要となります。


結論

発酵食品の紅麹は、その伝統と健康効果に魅力がありますが、無知は危険を招きます。

安全な使用法を心掛け、情報をしっかかり吟味し、可能な限り自然で栄養豊かな食生活を楽しむことが大切です。


また、健康問題を抱えている方は、特に紅麹をはじめとする自然食品やサプリメントの使用に際して、専門家の助言を求めることが重要です。

紅麹の摂取によって起きた健康問題の例を見ると、自然であっても過信は禁物であり、あらゆるものを適量でバランスよく摂ることの大切さを再認識させられます。


安全な発酵食品の選び方

発酵食品の利点を享受しつつ、リスクを最小化するためには、以下のようなポイントに注意しましょう:

  1. 量を守る: 製品の推奨される量を守り、過剰摂取を避ける。

  2. 体の変化に注意: 新しい食品を取り入れた際には、体の変化に敏感になり、異変を感じたら使用を中止し、医師に相談する。


まとめ

食生活においては、「自然」や「伝統的」という言葉に惑わされず、その成分や影響を科学的な視点から理解し、適切な判断を下すことが求められます

紅麹もその例外ではありません。その美味しさと健康へのメリットを享受するためには、賢い選択と使用が不可欠です。

最終的には、私たちの健康は自分自身の選択に委ねられているのです。

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